ミラーワールドワークを受けようと思ったきっかけは
〈麻美子さんとの出会い〉わたしは、以前の麻美子さんと同じ職業で、高校で家庭科を教えていました。文科省の仕事で2人は出会いました。それぞれの勤務先での研究を終え、その成果を発表したその晩、わたしたちはホテルに同宿しそこで本当の出会いがありました。その晩、麻美子さんは早めに就寝してしまいましたが、わたしは麻美子さんがテーブルにおいてくれた”アマテラス“の漫画本を読んでいるうちに、不思議な懐かしい世界に引き込まれていく自分を感じ、その晩は興奮して眠れませんでした。明け方、2人はお互いのスピリチュアルな感覚を確かめ合うことになるのです。
そう、麻美子さんとの出会いは、はじめから決まっていたのです。文科省の仕事という形で(全国から)2人が出会い2年間の修行(文科省の仕事)の後、本当の出会いの意味を知ったのです。
〈ライフワーク〉
現在わたしは高校の教諭(家庭科)をしており、15年ぐらい前から、趣味で洋裁(ニットソーイング)をしています。自分の服はほとんどハンドメイドで、自分の体型にあった、既製服に近いオリジナル作品ができることがとても嬉しいです。ニットソーイングは服が1~2時間で仕上がるので達成感や満足感が得られストレス解消にもなります。
また、他の方から褒められると、いっそう嬉しくなり、12年前に家を建てたときにも、洋裁教室ができるように施工し、いつかは洋裁を!の夢も温めておりました。
しかし…
一歩踏み出して、ライフワークを進めていくことにどうしても、確信がもてませんでした。
何かに恐れている自分??
どうしても引っかかるもの????
解けない何か???
そんなとき、久しぶりに麻美子さんと、お会いすることができこのミラーワールドワークの受講をすることになりました。
ワークを受けてから、家族や友人、仕事上など関わりをもった人とどのような変化がおきましたか?
〈メンターとの出会い〉洋裁をライフワークとして進めていくことを決意はしていて少々の洋裁の技術はあっても、依頼された方に本当に満足していただける服作りができるのかというと今の自分には…まだまだ勉強不足であり、メンターが必要でした。
今まで、時間や手間がかかるだけで上手にはできないと思いこんでいた布帛の洋裁でしたが、川口暁風さんの個展を見て、本格的洋裁の魅力に気づかされたのです。(1点ものを愛する人たちがいる!!洋裁の技術者が高齢化し、できる方が希少価値的存在である!!)わたしがめざすものはニットソーイングでなく、布帛の本格的洋裁、やはりそこかもしれない。そう思うようになったのです。
そこで、インターネットでしばらく “ユニバーサルデザイン”“ハンドメイド”“高齢者がいきいき”“介護服”などなどキーワードで検索ました。
そんな時、下野新聞社主催の「終章を生きる」超高齢化社会に向けてという講演会があり、迫りくり超高齢化社会を実感しました。“高齢者をおしゃれで元気にする服作り”これがわたしに課せられた使命と思いました。その講演会の晩、出会いがありました。
“服は着る薬”この言葉に強く惹かれました。お店の名前も“服は着る薬”まさしくその信念で服作りをしている方でした。また、どんな体型の方(障害者を持つ方・お年寄りを含めて)にもフィットした独自の製図法を教えてくださること、早速メールを差し上げ、いろいろなお話をきくことになるのです。そして、その後、すぐ、このミラーワードワーク受講ということになりました。
最後の迷いを解決したいという段階でのミラーワードワークだったので、このワークを始める前から必要な方が必要な時に現れ!ライフワークの準備を確実に進めることができました。
ミラーワールドワークの、すべての講座がそれぞれの場面・場面で絶妙なタイミングで仕組まれていたのだと思います。
自分の内側で起きた変化は
〈安定した生活〉
いつも心に引っかかっていたこと、それは“お金”“安定した生活”のことでした。
自分がライフワーク(洋裁)を進めていく自分に対して、よいイメージももつのですが、すぐ消えてしまうのです。“お金”のことで悲しく辛い思いをしているそんな自分(思い込み)がすぐ浮かんできてしまうのです。ライフワークを進めたい、でも安定した生活はできなくなる…と尻込みしていました。
これから子供には教育費がかかっていくし、住宅ローンも残っているし・老後の資金だって心配だし…とてつもない取り越し苦労(思い込み)が始まるのです。わが家現在は共働きで、わたしが仕事を辞めても夫の定収入で、生活は成り立っていくわけですが…。
それは、自分の幼少期の体験~家族関係が心にいつも引っかかっていたからでした。
父の自営の時計商が多額の借金をかかえて、いきずまり、兄は高校進学を断念、家が競売にかけられ取り壊され、隣の敷地にあった小さな家に移り生活したのは、私が4才のころのできごとでした。父はその後も時計商として、その修理技術を生かして仕事をし、一家を支えてきたわけですが。
私の大学進学にあたっても経済的に厳しい状況でしたが、「地元の国立大学なら…アルバイもいれればと何とかだせる。」「将来、安定した生活をするために…」「よい生活のために」それは繰り返し繰り返し聞かされた父や母の口癖でした。父や母の「安定」への憧れ、そして、それは、いつしか自分の思いこみ=幻想に変わっていきました。
そして、「教員になったから安定した生活!ができている。」「定年までがんばってしっかり働くのだ!!」とさらに、自分で自分を縛っていった気がします。でも、父は、「あまり仕事やるなよ!体壊すぞ!!のらりくらりやればいいんだ!」ともいってました。その時はその意味がよくわかりませんでしたが、今になって思えばいいこと言ってくれていたなあとも思えます。
結局、わたしは幼少期の父の借金・競売、4年前の実兄の母のお金の流用、義兄の仕事(収入)のない生活などから、わたしは「お金」に対して「ゆるすことができない」状態で、悪い感情をいだき続け自分の中で固く封印していたのだと思います。こんな話はいままで、誰にも話たことはありませんでした。固く固く封印していたのです。今回麻美子さんにミラーワードワークをしていただき、その封印をひとつひとつはずしていただき、体も心も楽になり、“安定”の意味を知ることになるのです。
つまり、繰り返し繰り返し聞かされた父や母の口癖「安定した生活をするために…」「よい生活のために」 “安定”とは、“経済的安定”のみを指すのでなく、“精神的安定”でもあり“日々の生活の安定”であることに気がついたのです。心から「お金」に感謝し、「愛」のあふれるよい感情を持ち、精神的に安定した日常生活を送ること。そしてそれををまわりのみんなに与えていくこと…魂を磨くためにわたしに与えられた課題と思います。
〈ゆるし〉
教員を早期退職し、洋裁の道を切り開いていく私に、商売の経験がある父や兄がわたしに伝えたかったことが多々あるのでしょう。自分の父親がそれを教えるために、その役を演じてくれていた。そう思うと、涙が止まらなく、胸が熱くなります。また、兄に対しても怒りの感情が消え、「ゆるし」の気持ちがでてきて、そのことで、わたし自身も「ゆるむ」ことができ、“安定した生活のために”“教員という仕事を続けていけよ。”と自分を縛っていたもう一人の自分がいなくなりました。先日、父の弟(86才)に教員の仕事を終わりにすることを電話で告げました。叔父は「これまでよくやった。人生2度とないぞ!これからは好きな道を思う存分すすめよ!」といってくれました。そのとき、まるで父親にいわれているようなそんな気持ちで嬉しくなりました。叔父の言葉に私は感謝の気持ちでいっぱいでした。
(叔父は現在86才一人暮らしです、お正月にはおせちを作り宅配便で届けました。“愛”を届けると…)
〈スローライフ〉
低成長時代にマッチした生き方を解いている、貝原益軒という方が最近注目されているようです。「養生訓」に「知足」という言葉があり次のような意味があります。
教員生活は、慢性の疲労をひきづっている毎日でした。家族にも優しくできず、家庭でもイライラ状態、まして、同居の年老いた母親のことも返り見ることはできず、ただただ、毎日の仕事に追われている感じでした。
そんな折り、母親が3キロ離れたところまで徘徊し怪我を負い、認知症であることが発覚するのです。いままで自分は本当に家族を大切にしてきただろうか??大切にできなかったこともいっぱいあるなあと自分の生活を振り返るきっかけになった大事件でした。そして教員としての超多忙な生き方からの脱出、これもひとつの生き方かもしれないと本気で思うようになったのです。(麻美子さんもモデルのひとりです)その背景には「相手を(父や兄・義兄)をゆるして」=「感情を解放し」=「今まで自分を縛っていた思いこみ“教員という仕事を続けていけよ。安定した生活のために” が消えた」そのことがあったと思います。
受講してからは、仕事を辞めることでの収入減を心配するということはなくなり、…仕事に費やしてきた時間を丁寧な生活にあてることができ、“スローライフ”が送れると心がワクワクしてきたのです!!スローな働き方を選べば、もちろん収入減ですが、収入も支出も両方が少なくなくなるので、お金を(あまり使わない)愛した、生活を愉しむ方法に向かえるのだと思います。もし、わたしが本当に望むのなら・・・・時間を大事に、人を大事に、丁寧な暮らしをしていきたいと思います。このことはこれまで、教えていた家庭科教育の本質的部分であり、いよいよ実践できる時がきたのだと、またさらにワクワク感が膨らんでいきます。
低成長の今の時代!!
物質的な世界から意識世界にアセンションしたこれからの時代!!
「知足」=「スローライフ」こそ、大切なことと思います。
〈イヤシロチ〉
私は、生活や日常を整えることが好きでした。
また、もともと、霊感の強い祖母の影響もあり、見えない世界にたいして畏敬の念をもっていました。
ここ、12年ぐらい前から、波のように押し寄せてくる仕事と日常の様々な出来事(義父の葬儀とお墓の建立・実家のお墓移転・兄家族の病気・事件など)の心の葛藤から、光を見いだしたい一心で生き方を模索し、本も(小林正観・斉藤ひとり・オポノポノ)たくさん読みました。現実、いろいろな不思議な出来事がありました。それらはすべて仕組まれていたことがあとになってわかるのですが、これらの経験から今回の受講の前から、ミラーワールドのことは自然に気づいていたのかもしれません。今回麻美子さんにワークをしていただき、これまでのことをすっきり整理することができ、本当に理解し、自分のものにできたように思います。本当にありがとうございました。
ただ今の自分に不足している!ことは…やはり…自分を整えること、このことです。 マッサージや整体でなく、丹田呼吸法で、自分を整え、自分をイヤシロチにしていくこと。
これからも麻美子さんに丹田呼吸法を教えていただき、完全にマスターしていきたいと思っております。今後とも、ご指導よろしくお願いいたします。